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「ウッドデザイン賞2024」奨励賞(審査委員長賞)を受賞

共同通信PRワイヤー / 2024年12月6日 14時51分


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412061241-O2-t3X60oUO

◎講評コメント

 燃える素材である木材の特性を活かして、新領域での木材利用の可能性を追及した意欲的な試みである。従来の金属製人工衛星から発生する微粒子問題を木材利用によって解決を目指すという、サイエンス分野でのアプローチは非常に新規性が高い


<調査・研究分野/ソーシャルデザイン部門>

■NHERI TallWood Project (住友林業検証フェーズ)/住友林業株式会社


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412061241-O3-92Z4XXvP

・NHERI TallWood Projectは米国の10階建木造実大振動台実験プロジェクト。2023年米国カリフォルニア州のカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)で10階建て木造ビルの実大振動台実験を実施。

・米国の実験後の住友林業検証フェーズで、当社オリジナルのポストテンション仕様に改修し日本の建築基準法の耐震基準で検証。

・阪神・淡路大震災級の大地震を含む複数回の揺れに耐えるなど高い耐震性を証明。中高層木造の耐震性能とポストテンション耐震技術が高いレジリエンス性能をもつことを実証した。

・この振動台実験で構造躯体である木材にダメージが一切ないことを確認。本結果は構造設計者の木材利用の幅を広げることに貢献する。

・今回得た知見をもとに本技術を中大規模木造建築のソリューションの一つとして国内外で展開していく。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412061241-O7-Y6ycL3Fs

◎講評コメント

 中高層木造建築の耐震性能検証を実践したプロジェクトで、海外での実証実験結果と国内の耐震基準への適合を研究している実績を高く評価した。具体的には耐震純木造10階建ての実験で、阪神大震災並みの地震波に対しても対応可能であるという結果が得られた。


 


 

 住友林業グループは森林経営から木材建材の製造・流通、戸建住宅・中大規模木造建築の請負や不動産開発、木質バイオマス発電まで「木」を軸とした事業をグローバルに展開しています。2030年までの長期ビジョン「Mission TREEING 2030」では住友林業のバリューチェーン「ウッドサイクル」を回すことで、森林のCO2吸収量を増やし、木造建築の普及で炭素を長期にわたり固定し、自社のみならず社会全体の脱炭素に貢献することを目指しています。今後も森と木の価値を最大限に活かす研究開発を推進していきます。


関連URL:https://kyodonewsprwire.jp/release/202412061241

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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