コンセプト・メディカルがSIRONA試験の成功結果を発表、シロリムスコーティング・バルーンがPAD治療の有望な選択肢であることを実証
共同通信PRワイヤー / 2025年1月8日 14時2分
機能改善:SIRONAでは、シロリムス群とパクリタキセル群の両群間で同様の機能的転帰の改善が示され、その差はわずかに0.1でした。また、89%がラザフォード分類で1段階以上、多くが2段階以上改善しました。
「これまで、パクリタキセルコーティング・バルーン血管形成術は、PAD、特に大腿膝窩血管セグメントにおける主要な治療法であり、『何も残さない』という原則に基づいています。しかし、安全性に関する懸念は依然として残っているため、新たなエビデンスは、PADの治療における代替薬の選択肢としてシロリムスの検討を支持するものとなっています。シロリムスがパクリタキセルと同等の効果があることがSIRONA RCTで示されたことで、医師は近い将来、PAD患者の幅広いニーズに対応するために、より個別化されたアプローチを採ることができるようになるかもしれません」とUlf Teichgräber教授は述べています。
このRCTを支援・奨励してきたDierk Scheinert教授は、今回の喜ぶべき結果を受けて次のように述べています。「シロリムスコートDCBに対する前臨床試験や小規模な単群試験から良好な兆候がいくつか得られていましたが、直接比較無作為化デザインを用いたSIRONA RCTの知見により、広範な大腿骨多孔管閉塞に対するMagicTouchシロリムスコートDCBの臨床的有効性を支持するレベル1のエビデンスが初めて得られました。」
「コンセプト・メディカルは、血管治療におけるイノベーションを一貫して追求してきました」とコンセプト・メディカルの創設者兼マネージング・ディレクターであるManish Doshi博士は述べています。「SIRONA試験の結果は、PADで困難な状況にある人々の治療と転帰を改善する、患者中心のエビデンスに基づいたソリューションを提供するという我々の使命を前進させるものです。」
コンセプト・メディカルについて
フロリダ州タンパに本社を置くコンセプト・メディカル社は、最先端の薬物送達プラットフォームの世界的リーダーです。同社の主力製品であるMagicTouchシロリムスコート・バルーン(SCB)は、冠動脈および末梢インターベンションの状況を一変させ、世界で100万人以上の患者に使用されています。SIRONA試験に代表される厳格な臨床研究に継続的に投資することで、コンセプト・メディカル社は次世代の血管治療の開発において最前線に立ち続けています。
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