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Kiteのイエスカルタ、再発/難治性の非ホジキンリンパ腫患者へのZUMA-5試験の5年間のフォローアップ解析結果

共同通信PRワイヤー / 2025年1月10日 13時0分


39名の患者のコホートに対し、イエスカルタ投与日から3日間、コルチコステロイドによる予防的治療が行われました。うち31名(79%)の患者がCRSを発現しましたが、トシリズマブおよび/またはコルチコステロイドの投与により症状がコントロールされ、グレード3以上のCRSを発現した患者は一人もいませんでした。CRS発現までの時間の中央値は5日(範囲:1-15日)、CRS継続期間の中央値は4日間(範囲:1-10日間)でした。機序の説明については不明ですが、各患者の既存の併存疾患、ならびにグレード4および神経毒性が長引くリスクの可能性を考慮した上で、コルチコステロイドによる予防的治療のリスクとベネフィットを検討してください。


イエスカルタ投与前にトシリズマブの投与が2回可能であるかを確認してください。少なくとも投与後7日間は1日1回認定医療機関で、CRSの徴候および症状について、患者をモニタリングしてください。投与後4週間は、CRSの徴候および症状について、患者をモニタリングしてください。CRSの徴候または症状が見られた場合、直ちに医師の診察を受けるよう、患者に助言してください。CRSの最初の徴候が見られた時点で、必要に応じて、支持療法、トシリズマブ、またはトシリズマブ・コルチコステロイドの併用による治療を開始してください。


神経毒性について

重度または生命を脅かす反応を含む神経毒性(ICANSを含む)が発現しています。神経毒性はイエスカルタの投与を受けた全NHL患者の78%(330/422)に発現し、うちグレード3以上は25%でした。ZUMA-1試験では、LBCL患者の87%(94/108)が神経毒性を発現し、うちグレード3以上は31%、ZUMA-7試験では、患者の74%(124/168)が発現し、うちグレード3以上は25%でした。ZUMA-1試験では、LBCL患者の発現までの時間の中央値は4日(範囲:1-43日)、継続期間の中央値は17日間でした。ZUMA-7試験では、LBCL患者の神経毒性発現までの時間の中央値は5日(範囲:1-133日)、継続期間の中央値は15日間でした。神経毒性はiNHL患者の77%(112/146)に発現し、うちグレード3以上は21%でした。発現までの時間の中央値は6日(範囲:1-79日)、継続期間の中央値は16日間でした。LBCL患者における全神経毒性の98%、およびiNHL患者における全神経毒性の99%は、イエスカルタ投与後8週間以内に発現しています。LBCL患者の罹患者の87%およびiNHL患者の罹患者の74%が、イエスカルタ投与後7日以内に神経毒性を発現しています。

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