Shield AI社のV-BAT機、海上自衛隊初の海上ISRプラットフォームに選定
共同通信PRワイヤー / 2025年1月23日 9時46分
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202501223233-O2-eSzOB9e9】
ワシントン, 2025年1月22日/PRNewswire/ -- 世界規模でAI搭載自律ソフトウェアプラットフォームおよびツールを構築する米航空宇宙・防衛技術企業、Shield AI(シールドAI)社は、本日日本国海上自衛隊(Japan Maritime Self-Defense Force、JMSDF)から、同社の無人航空機システム(UAS)「V-BAT」が同国初となる海上ベースの諜報・監視・偵察(ISR)プラットフォームとして選定された旨発表しました。V-BATは、海上自衛隊の水上艦艇に高度な諜報・監視・偵察能力を加えるものであり、インド太平洋地域における日本国の防衛体制ならびに作戦遂行能力強化に資するものです。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202501223233-O1-AJCH8Wp5】
この画期的な契約は、海上自衛隊の作戦支援を目的としてV-BATの受注が数年がかりで増加する計画の幕開けとなるでしょう。海上自衛隊はこの契約によって、同社から複数のV-BAT機やUAS、つまりドローンを買い入れ、水上艦艇の監視および情報収集能力を強化するとしています。
シールドAI社の社長兼共同創設者にして、元米海軍特殊部隊シールズ(SEALs)隊員のBrandon Tseng氏は、「日本はインド太平洋地域における重要な同盟国であり、当該地域の抑止策に欠かせない存在です。今回のパートナーシップは日本が危機に対する効果的な対応能力を強化し、海上における諜報・監視・偵察任務向けの高い信頼性と優れた実績を持つプラットフォームの確実な配備を保証します。海上自衛隊にV-BATを選定いただいたことは、日本が今後の戦争のあり方の理解の現れでもあります。これは、作戦の成功には、高額な装備とV-BATといったインテリジェントで手頃な価格の無人システムの組み合わせが必要となるということに他なりません。米国および同盟国の海上船舶すべてにV-BATを装備して、必要な時に必要な場所で艦載ISR能力を強化すべきであり、そのビジョンを海上自衛隊とともに現実化していくことは素晴らしいことです」と述べました。
V-BATは、単一エンジン、プロペラの無いダクトファン型、垂直離着陸(VTOL)の無人航空機として、全世界の複数地域で作戦配備されている唯一の無人機です。独創的なダクトファン設計と限られたスペースからの離発着能力に優れたV-BATは艦載や過酷な環境に最適であり、複雑な任務における柔軟性とレジリエンスを保証します。V-BATはGPSや通信が遮断された環境でも問題なく作動するため、信頼性が高く定評があります。ウクライナ、黒海、インド太平洋といった紛争地帯で積み上げた性能は、数多くの従来の無人機を無力化した高度な電子戦の脅威にも耐える能力があることを示しています。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
DeTect、韓国のハンソ大学飛行教育センターにMERLIN™ True3D™鳥類探知レーダーを納入
共同通信PRワイヤー / 2025年1月29日 9時52分
-
海自の新艦艇に“空飛ぶ十字架”搭載!? 極省スペースで垂直離着陸も可能な高性能機
乗りものニュース / 2025年1月27日 6時12分
-
「自衛隊さん無人機の契約どうなったんですか?」 艦載型“無人ヘリ”で暗礁に乗り上げた海自 欧州の機体が「救世主」になるかも
乗りものニュース / 2025年1月25日 6時42分
-
海自の艦艇に「異形すぎる機体」搭載へ 垂直離着陸も可能!? 新たな“空の眼”に
乗りものニュース / 2025年1月11日 6時12分
-
自衛官のなかでも「航空自衛隊」は給与が高い!?年収800万円を超えるって本当?
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月10日 23時10分
ランキング
-
1「新NISAでオルカン、S&P500のつみたて投資」では幸せになれない…3億円を築いた投資家が個別株を勧めるワケ
プレジデントオンライン / 2025年1月30日 7時15分
-
2「間違った断熱」で電気代がかさむバカらしさ…職人社長が「一戸建てはエアコン1台で十分温まる」と断言する理由
プレジデントオンライン / 2025年1月30日 7時15分
-
3日銀の追加利上げで加速、勝者なき「預金争奪戦」 1年定期で金利1%の大台を突破する銀行が続出
東洋経済オンライン / 2025年1月30日 7時20分
-
4コメ価格の上昇一服、販売量増加 備蓄放出で値下がりも
共同通信 / 2025年1月29日 16時47分
-
5「おひとりさまツアー」は割高なのに、なぜ利用者が増えているのか “自己紹介なし”の理由
ITmedia ビジネスオンライン / 2025年1月30日 6時20分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください