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「酒呑童子ビギンズ」展 開催

共同通信PRワイヤー / 2025年1月30日 17時0分

「酒呑童子ビギンズ」展 開催

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2025年1月30日 17:00

サントリー美術館

https://www.suntory.co.jp/sma/


酒呑童子ビギンズ

会期: 2025年4月29日(火・祝)~6月15日(日) 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202501293527-O2-oI2w8ijz

サントリー美術館(東京・六本木)は、2025年4月29日(火・祝)から6月15日(日)まで「酒呑童子ビギンズ」を開催いたします。


酒呑童⼦は、⽇本で最も名⾼い⻤です。平安時代、都で貴族の娘や財宝を次々に略奪していた酒呑童⼦が武将・源頼光とその家来によって退治される物語は、14世紀以前に成⽴し、やがて絵画や能などの題材になって広く普及しました。なかでも、サントリー美術館が所蔵する重要⽂化財・狩野元信筆「酒伝童⼦絵巻」(以下、サントリー本)は、後世に⼤きな影響を与えた室町時代の古例として有名です。このたびの展⽰では、解体修理を終えたサントリー本を⼤公開するとともに、酒呑童⼦にまつわる⼆つの《はじまり》をご紹介します。


酒呑童⼦の住処といえば、物語によって丹波国⼤江⼭、あるいは近江国伊吹⼭として描かれ、サントリー本は伊吹⼭系最古の絵巻として知られます。以降、このサントリー本が《図様のはじまり》となり、江⼾時代を通して何百という模本や類本が作られました。


さらに近年注⽬されるのは、サントリー本とほぼ同じ内容を含みながらも、酒呑童⼦の⽣い⽴ち、すなわち《⻤のはじまり》を⼤胆に描き加える絵巻が相次いで発⾒されていることです。


本展では、これらの《はじまり》に焦点をあて、絵画と演劇(能)の関連にもふれながら、酒呑童⼦絵巻の知られざる歴史と多様な展開をたどります。現代のマンガやアニメにも息づく、⽇本⼈が古来より親しんできた⻤退治の物語をお楽しみください。


*酒呑童子は、酒伝、酒顛、酒典、酒天とも表記されます。

 本展では、作品名は基本的に題箋の表記を尊重し、物語や鬼の汎称として「酒呑」の語を用いています。


 

【開催概要】

▼会期:2025年4月29日(火・祝)~6月15日(日)

※作品保護のため、会期中展示替を行います

▼主催:サントリー美術館

▼協賛:三井不動産、鹿島建設、サントリーホールディングス

▼協力:国立能楽堂


▼会場:サントリー美術館

東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階

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