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日本オープンイノベーション大賞内閣総理大臣賞受賞 産学官連携 日本初・世界最小の変形型月面ロボット開発

共同通信PRワイヤー / 2025年2月6日 11時0分

変形型月面ロボット「SORA-Q」変身前(左)変身後(右)

(撮影場所:JAXA相模原キャンパス宇宙探査実験棟宇宙探査フィールド)

©JAXA/タカラトミー/ソニーグループ(株)/同志社大学 

◆受賞した取り組みでのその他の主な実績

・月面実証を通じて、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社が開発・販売するIoT用ボードコンピュータSPRESENSE™※4の機能や信頼性を検証。研究利用及び製品販売の促進に寄与しました。


・LEV-2(「SORA-Q」)をタカラトミーが1/1 スケールモデル「SORA-Q Flagship Model」※5として商品開発。180以上の学校/科学館への配布、約40地域での展示/出張授業等、教育活動へも寄与しました。


◆4者の役割と概要


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502063874-O4-3Ptly30a


 

◆今後について

 今回の変形型月面ロボット(LEV-2)の取組みは、4者にとって重要な成功事例であり、宇宙探査イノベーションハブの活動においても貴重な知見の獲得につながりました。変形型月面ロボットに続く新たなイノベーションを目指して、「宇宙探査」と「宇宙/地上でのビジネス・社会課題解決」の双方に有用(Dual Utilization)な技術や価値の創出及び宇宙/地上での利用の拡大を進めてまいります。


◆受賞にあたっての関係者のコメント

JAXA 宇宙探査イノベーションハブ 主任研究開発員 平野 大地

このような名誉ある賞を受賞できたことを大変光栄に思います。この受賞は、私たちが培ってきた異分野とのコラボレーションと共同創造の結果であり、宇宙探査技術の革新と地上ビジネスの振興を目指すJAXA宇宙探査イノベーションハブの取り組みが実を結んだ瞬間だと感じています。日本初・世界最小の月面ロボットSORA-Qは、玩具技術や最新IoTデバイス・画像処理技術を取り入れることで、世界初の完全自律制御による月面探査を達成し、日本初の月面着陸ミッションに大きく貢献しました。研究開発に参画いただいた企業・パートナーの皆様の支えと協力に深く感謝申し上げます。この受賞を励みに、異分野との連携をさらに強化し、社会課題の解決に向けた挑戦を続けていきます。


株式会社タカラトミー SORA-Qプロジェクトリーダー 赤木 謙介

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