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「微生物同定コンソーシアム活動」で内閣府「第7回日本オープンイノベーション大賞」農林水産大臣賞を受賞

共同通信PRワイヤー / 2025年2月7日 11時0分

「微生物同定コンソーシアム活動」で内閣府「第7回日本オープンイノベーション大賞」農林水産大臣賞を受賞

分析装置 2025-02-06 193626

微生物同定精度を向上し、適切な微生物制御による商品設計とすることで 食品の賞味期限延長にも寄与


 

  「食品の安全性確保と食品ロス削減に向けたMALDI-TOF MS微生物同定コンソーシアム活動」が

       内閣府「第7回日本オープンイノベーション大賞」で農林水産大臣賞を受賞

~微生物同定精度を向上し、適切な微生物制御による商品設計とすることで 食品の賞味期限延長にも寄与~


 株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也)と、九州産業大学(学長:北島 己佐吉)、一般財団法人 日本食品分析センター(理事長:西村 勉)、アサヒ飲料株式会社(代表取締役社長:米女 太一)、九州大学(総長:石橋 達朗)は「食品の安全性確保と食品ロス削減に向けたMALDI-TOF MS微生物同定コンソーシアム活動」の取り組みにおいて、2025年2月5日に内閣府講堂で開催された「第7回日本オープンイノベーション大賞」で、農林水産大臣賞を受賞しました。明治としては初の受賞となります。

「MALDI-TOF MS(マルディートフマス)※1」という質量分析装置を利用した微生物同定において、微生物データベースを各機関と協力して構築することにより、微生物同定の精度・同定率を高め、食品の安全性確保および賞味期限延長に向けた商品設計に役立てることで食品ロスの削減を目指します。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502063919-O2-fyL3P2s7

                     表彰式の様子


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502063919-O8-eoFAAj5p


■受賞タイトル

「食品の安全性確保と食品ロス削減に向けたMALDI-TOF MS微生物同定コンソーシアム活動」


■取り組みの目的

 食品産業界において、安全で高品質な食品の製造・供給を行うためには、原料・半製品・製品・製造環境に悪影響を与える微生物の把握は喫緊の共通課題です。微生物を特定することは、商品開発時の微生物制御にむけた商品設計や、賞味期限の延長、原料や製造工程での食品汚染の予防にもつながります。質量分析装置 「MALDI-TOF MS」は短時間で正確な分析が可能というメリットがあるものの、標準のデータベースは医学・臨床分野関連の微生物を中心に作成されており、食品分野の微生物解析にはさらなるデータベースの拡充が必要という課題がありました。

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