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琵琶湖の水を下流へ放流 大雨で湖岸浸水恐れ、瀬田川洗堰を「全開」

京都新聞 / 2023年6月3日 19時0分

【資料写真】琵琶湖と下流の水量をコントロールする瀬田川洗堰(2020年5月撮影、大津市)=小型無人機から

 国土交通省琵琶湖河川事務所は3日、大津市の瀬田川洗堰(あらいぜき)で10門のゲート全てを開いて琵琶湖の水を下流へ放流する「全開操作」を始めた。

 同事務所によると、琵琶湖の水位は同日午前6時に36センチを記録。貯水量の目安であるプラス30センチを超え、今後も上昇する恐れがあるため全開放流を決定した。滋賀県は2日、湖岸の浸水被害を防ぐため全開放流などの対応を要請していた。

 同事務所は「今後も降雨の予報があるため、全開の期間は決まっていない」としている。洗堰では今年5月8~12日にも全開操作を行った。下流の天ケ瀬ダム(京都府宇治市)では今年3月に再開発が完了し、トンネル式放流設備の完成により以前より多くの琵琶湖の水を流せるようになっている。

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