京阪電車と接触、男性が死亡 鳥羽街道駅ホームから飛び込みか、7万人影響

京都府警東山署

　18日午後2時6分ごろ、京都市東山区の京阪本線鳥羽街道駅で出町柳行き快速急行と人が接触し、同駅で運転を取りやめた。京都府警東山署によると、接触したのは40～50代の男性とみられ、救急搬送されたが死亡が確認された。Tシャツにズボン姿で、防犯カメラにホームから線路内に飛び込む男性の姿が写っていたという。

　京阪電鉄によると、運転士が線路内に入る人の姿を見つけ、非常ブレーキをかけたが間に合わなかったという。事故の影響で本線と鴨東線、中之島線の全線で約2時間、運転を見合わせ、計67本が運休、計77本が最大約2時間遅れ、約7万人に影響が出た。