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新酒の季節へ「呑み切り」 香りや味わい「全般的に良好」と国税局鑑定官

京都新聞 / 2023年8月24日 11時2分

清酒の品質を確かめる鑑定官(甲賀市水口町・水口納税協会)

 秋以降の本格的な日本酒の出荷を控え、滋賀県甲賀、湖南両市の酒造業者が貯蔵酒の熟成具合や香味を専門家の大阪国税局鑑定官にチェックしてもらう「呑(の)み切(き)り」が21日、甲賀市の水口納税協会で行われた。

 今年は水口税務署管内の11業者が70銘柄を出品。鑑定官2人がスポイトで試飲グラスに酒を移して香りや味わい、後味などを確かめた。山根善治鑑定官室長は「全般的に良好な酒質で各社の特徴や考えが非常によく出ていた」と総評し、個別評価を各業者に伝えた。

 貯蔵タンクの栓「呑み口」を切って開封することから呑み切りと言われる。冬に仕込まれた後、熟成して秋に出荷される酒の品質を点検し、今後の製造や出荷時期の参考にする狙いがある。

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