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「スマイル人形」ロングセラー、京丹後の障害者施設で手作り「一個ごと表情違う」

京都新聞 / 2023年8月26日 15時0分

施設の利用者たちが手作りする「スマイル人形」(京都府京丹後市網野町・四つ葉ハウス)

 京都府京丹後市網野町の障害者通所施設「四つ葉ハウス」の利用者が製作するストラップ付き布製人形「Smile(スマイル)人形」が、販売から5年たった現在も月に約30個売れるロングセラー商品になっている。動物や昆虫、魚などをあしらった手作り感あふれるキャラクターが幅広い年齢層に愛されている。

 刺し子が得意な利用者の技法を商品に生かそうと、2018年から販売を始め、約千個を販売した。さをり織りの担当グループ26人中、18人がさをり織りの布地やフェルト布に絵柄を縫い込む「刺し子」技法で表現し、綿を詰めて仕上げる。

 1個縦7~12センチ、横4~9センチの大きさで、チョウやハチ、魚などが笑顔を浮かべているように描かれている。担当職員の馬場奈津さん(39)は「何人もの手作業が加わり、表情や仕上がりが1個ごと違う」と話す。

 1個620円から。同施設や、同市峰山町の商業施設「マイン」内の「クリエイトショップくりくり」でも取り扱っている。

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