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10年前の作文や学級新聞は何書いていた? 大津の小学校でタイムカプセル開封

京都新聞 / 2023年9月9日 11時0分

タイムカプセルに入っていた学級新聞を読みながら、当時の思い出を語り合う卒業生と元担任教諭(大津市・仰木太鼓会館)

 大津市の仰木小の卒業生らがこのほど、10年前に同小の敷地内に埋めたタイムカプセルを掘り出して開封した。将来の夢を書いた作文などが入っており、同級生や恩師と思い出を語り合っていた。

 タイムカプセルは2012年度の学校創立140周年を記念し、13年3月に埋めた。当時在籍していた1~6年の100人が書いた作文や学級新聞、写真などを入れていた。

 この日は、卒業生27人をはじめ、元校長や元担任教諭、保護者らが参加した。

 当時の6年生が代表してスコップでタイムカプセルを掘り出した。その後、近くの仰木太鼓会館で開封し、学年ごとに分かれ、元担任教諭が卒業生に作文を手渡した。代表者が中に入っていた作文を披露したり、学級新聞などを前に思い出話に花を咲かせたりしていた。

 6年生だった夘(う)野祥伍さん(23)は「当時は全校でちょうど100人が通っていて、1年から6年まで仲が良かった。仰木小学校で過ごすことができて良かった。あらためて、みんなや先生に感謝したい」と話していた。

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