押しや投げ技、児童ら熱戦「子ども相撲大会」 亀岡の小学生26人出場

土俵の上で力の込もった取組を見せる児童たち（亀岡市篠町・篠村八幡宮）

　亀岡市の小学生たちによる市子ども相撲大会が、同市篠町の篠村八幡宮で開かれた。児童たちはまわしを持って押し出したり、投げ技を繰り出したりするなど熱戦を展開し、見物人から温かな声援が送られた。

　市相撲連盟の主催で、41回目。取組は学年ごとの総当たり。17日の大会には、市内の小学校に通う1～5年の男女26人が出場した。

　児童は、名前を呼ばれると「はい」と元気に返事をして土俵入り。「はっけよい」の合図で勢いよく体をぶつけ合った。土俵際の粘りで形勢が逆転する場面もあった。

　2年生の部で優勝した千代川小の山内凛大朗さん（7）は昨年に続き2度目の出場で「前回は決勝で負けてしまったけど、今年は優勝できてとてもうれしい」と満面の笑みを浮かべていた。「赤ちゃん土俵入り」もあった。