戦国武将の気分で手紙を書くと 京都・向日の小学校で「戦国時代へタイムスリップ!」
京都新聞 / 2023年11月3日 13時0分
室町から戦国時代に乙訓地域を治めた武士集団「西岡(にしのおか)衆」についての体験学習「戦国時代へタイムスリップ!」が、京都府向日市物集女町の第2向陽小学校で開かれている。市内の小中学生18人が戦国武将になった気分で書状をしたため、楽しみながら地域の歴史に触れた。
府などでつくる「KYOTO地域文化をつなぐミュージアムプロジェクト実行委員会」の事業で、市では初めての開催。文化資料館や、地域の教員でつくる「京都乙訓ふるさと歴史研究会」が協力している。
同研究会の中西昌史会長(第2向陽小校長)と、同資料館の玉城玲子館長が講師を務めた。織田信長らの書状や古文書に記されている乙訓地域の武士の名前やサインである花押(かおう)について写真を見せながら紹介。武士たちが書状をやりとりし、村同士の調整や取り決めをしていたと教えた。
児童や生徒たちは、当時の書状と同じように、紙を真ん中で半分に折って文字を記す「折紙(おりがみ)」と呼ばれる形式で、筆ペンで古文書を写したり、手紙を書いたりした。
参加した向陽小学校4年の児童(9)は「『折紙』という名前が面白かった。西岡衆というチームが乙訓を治めていたことを初めて知って、もっと学びたいと思った」と話した。
学習は2024年2月までの全10回。物集女城跡などを見学し、茶道や乗馬に挑戦する。西岡衆と同じように向日神社(向日町)に集い、重要な話し合い「寄合(よりあい)」も体験する。最後に発表会を開く。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
祇園祭「長刀鉾」って何? 漫画で解説、「スサノオくん」とコラボ
毎日新聞 / 2024年7月13日 13時35分
-
松戸市立博物館 館蔵資料展「古文書からさぐる大谷口の村」を開催
PR TIMES / 2024年7月12日 14時45分
-
北陸を制し勢いに乗る上杉謙信、逃げる織田軍は川に飛び込み溺死…謙信最強伝説を生んだ「手取川の戦い」
プレジデントオンライン / 2024年7月7日 8時15分
-
「豊臣秀頼は本当に秀吉の実子だったのか」女性に囲まれていた秀吉が50代になって急に子宝に恵まれる不思議【2023編集部セレクション】
プレジデントオンライン / 2024年7月4日 7時15分
-
小学生歯みがき大会、虫歯・歯肉炎を防ぐ磨き方 「いろいろな病気あると知った」
京都新聞 / 2024年6月24日 12時56分
ランキング
-
1蓮舫氏は「都知事選で惨敗した人」で終わるのか…二重国籍問題以上に致命的な"政治家としての最大の欠点"
プレジデントオンライン / 2024年7月20日 9時15分
-
2ゆれる兵庫県庁 「解明が務め」と百条委、「自分も処分?」と疑心暗鬼になる職員も
産経ニュース / 2024年7月19日 20時1分
-
3<独自>事務所資金から香典か 堀井学衆院議員の配布疑い 裏金が原資の可能性も
産経ニュース / 2024年7月19日 18時16分
-
4愛知・犬山市で死亡した7歳女児の全身に多数のあざ…一時保護時に「パンチされる」と訴え
読売新聞 / 2024年7月20日 5時0分
-
5兵庫知事疑惑、推薦した維新幹部の静観に党内から不満「かばっているように見える」
読売新聞 / 2024年7月20日 7時14分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください