京都市伏見区の「幻の城」調査が大きく進展 「石垣が良好に残っている」
京都新聞 / 2023年11月2日 6時20分
「近年の発掘調査から見えてきた指月伏見城・伏見山伏見城」と題した講演会が京都市伏見区役所で開かれた。京都市文化財保護課の新田和央さんが、「幻の城」と言われた伏見城の調査がこの10年間で大きく進展したことに触れ、「調査地点の情報をつなぎ合わせて、徐々に姿を復元している段階だ」と説明した。
伏見城は豊臣秀吉が築いて晩年を過ごし、徳川家康が将軍としての基盤を整え、秀忠・家光が将軍職を引き継いだ城。最初は指月丘に築かれ、その後伏見山(木幡山)に移転された。
新田さんは、伏見山伏見城の跡に明治天皇伏見桃山陵が造営されたため、長期間調査が進まなかった経緯を紹介。近年に立ち入り調査が始まり、「昨年度初めて実施した城の中心部の発掘調査で、石垣が良好に残されていることが確認できた。今後もさらなる発見が期待できるので注目してもらいたい」と呼びかけた。
講演会は地元の市民グループ「伏見指月城を考える会」が10月中旬に企画。約100人が参加した。
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