「まよなかのおしっこ」原画展 お化けにおびえ、一緒にダンス 柔らかタッチ 京都・向日市

ユーモラスな水彩画が並ぶ絵本「まよなかのおしっこ」の原画展（向日市寺戸町・ワンダーランド）

　子どもに人気の絵本「まよなかのおしっこ」の原画展が、京都府向日市寺戸町の絵本カフェ「ワンダーランド」で開かれている。ユーモラスな水彩画18点が並んでいる。

　絵本は、堺市出身の作家さいとうしのぶさんの作品。夜中に目が覚めた関西弁の男の子が、1人でトイレに行く様子を描いている。

　会場に並ぶ作品は、お化けにおびえたり、一緒にダンスをしたりする男の子が、柔らかなタッチで表現されている。男の子やお化けの表情が面白く、店主の長谷川みゆきさんは「絵本の楽しさを味わってもらえればうれしい」と話している。

　11月26日まで。平日午前9時～午後6時、土日祝日正午～午後6時。月曜休み。問い合わせは075（931）4031。