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滋賀ロケーションオフィスが滋賀PRに力 「翔んで埼玉」続編合わせ、冊子作成も

京都新聞 / 2023年11月15日 5時4分

滋賀ロケーションオフィスが作成した映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて」のポスターやガイド冊子(滋賀県庁)

 滋賀県などでつくる「滋賀ロケーションオフィス」が、23日公開の映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」に合わせた地域のPRに力を入れている。映画は県内のスポットなどで撮影され、作中には県民ならおなじみの「滋賀ネタ」も数多く登場。「タイアップして発信することで滋賀ファンを増やしたい」と力を込める。

 映画は2019年に公開され、地域を「ディスる(けなす)」描写などが話題となった「翔んで埼玉」の続編。今回は大阪・兵庫・京都に牛耳られた関西が舞台で、「滋賀解放戦線」が埼玉県民とともに立ち上がる様子などを描いている。

 同オフィスによると、滋賀をロケ地とする映画やドラマは年100件以上撮影されているが、「全国で公開される映画で、地域ネタがここまで取り上げられる事は珍しい」。PRに向け、同オフィスはオリジナルのポスターや動画、作中に登場するせりふやネタをまとめたガイド冊子を作成。冊子はホームページに掲載し、県内外の映画館などでも配布している。

 冊子「滋賀県人調査報告書」には、ロケ地となった彦根城(彦根市)のほか、作中に登場する瀬田川洗堰(あらいぜき)(大津市)、県の学習船うみのこなどを掲載。「私には信楽焼は割れません」「鮒(ふな)ずし体に塗りたくってますわ!」など刺激的なせりふも紹介している。

 県などは映画を呼び水に埼玉県との「相互PR」にも関心を寄せる。埼玉県民の日の14日、同県庁で開催されたイベントで、近江日野商人や西武グループ創業者・堤康次郎氏を通じて滋賀と埼玉のつながりを紹介するパネル展示を行った。三日月大造知事も10月31日の定例会見で作品に言及し、「文化的につながっていることも多い埼玉と滋賀が連携するきっかけになればいい」と期待を込めた。

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