かつて集落で火災、復興のため売却「巨石くりぬいた湯壺」故郷に戻り感謝のつどい
京都新聞 / 2023年12月3日 8時0分
京都府亀岡市東別院町湯谷の地域おこしに取り組む地元区民と市民有志が、かつて集落の復興を助けた「湯壺」に感謝するつどいを開いた。湯壺を中心に整備を進める公園で音楽が奏でられ、旬の食材が振る舞われた。散策道を整えた湯谷ケ岳に登る催しもあり、来場者は秋深まる山里の景色や味覚を楽しんだ。
巨石をくりぬいた湯壺は明治時代、集落の半数が焼けた火災後に売られ、復興費が捻出されたという。最近になって地元に戻してもらえることになり、住民らが2022年4月に売却先から運び帰った。
つどいは11月26日にあり、別院保育所園児の太鼓や南丹市の大城敦博さんによる「琉球ヴァイオリン」の演奏があった。丹波踊りも披露され、訪れた市民らが一緒に輪に入った。地元で収穫された新米のおにぎりや野菜たっぷりの豚汁も提供された。
約20人が参加した登山では、薬師信仰にちなんだ名前を付けた巨岩を案内しながら頂上に登った。麓に住む女性(85)=東別院町南掛=は「何年も前に登った時は草が生い茂って登りにくかったが、きれいになっていた。頂上は周囲が見渡せて気持ちよかった」と話した。
地域おこしは、小野小町が湯治で訪れたという同地区の伝承から「小町プロジェクト」と名付けて取り組んでいる。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
わずか70人の集落にオープンした“土日限定”のレストラン メニューは全ておまかせの『事前予約制』新潟県十日町市
BSN新潟放送 / 2024年7月20日 7時16分
-
警官が食料略奪を手助け、避難所でレイプ事件…ブラジル人研究者が「日本とは全然違う」と嘆く災害現場の実態
プレジデントオンライン / 2024年7月18日 16時15分
-
星野リゾート進出で「函館の残念」が解消される? 「夜景を見た後、どこへ行けばいいかわからない」
東洋経済オンライン / 2024年7月17日 12時0分
-
能登半島地震から半年、メディアが伝えない被災者たちの悲痛な本音と非情な現実
ニューズウィーク日本版 / 2024年7月1日 10時40分
-
【奥会津】地域の未来を考える、まんだらづくりワークショップを実施します。
PR TIMES / 2024年6月24日 13時45分
ランキング
-
1急増の外国人観光客に人気の公道カート 事故や苦情が増加 安全対策強化求める声も
産経ニュース / 2024年7月20日 20時30分
-
2市販薬の乱用、年間65万人 10代、50代の割合多く
共同通信 / 2024年7月20日 18時32分
-
3都内のコロナ患者数が10週連続で増加、5月の連休明けから増え始め…手足口病の感染も拡大
読売新聞 / 2024年7月20日 14時40分
-
4「しつけのため暴行」内縁の夫が母親に説明 愛知7歳女児死亡
日テレNEWS NNN / 2024年7月20日 18時50分
-
5足立の花火、打ち上げ直前に中止 雷雨の見込みで 東京・荒川
毎日新聞 / 2024年7月20日 20時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)