水槽壊れた「琵琶博」を「ナマズ」で救う 2歳から通う地元高校生がグッズ販売で応援
京都新聞 / 2023年12月3日 6時15分
琵琶湖博物館(滋賀県草津市)が展示を休止している「トンネル水槽」の修繕費に充ててもらおうと、大津市の男子高校生が琵琶湖のナマズを描いたオリジナルグッズをつくり、売り上げの一部を寄付する取り組みを始める。12月2日に同館でグッズを披露し、修繕費のクラウドファンディング(CF)への協力を呼びかけた。
高島高校1年の黒川琉伊さん(15)。2歳の頃から母親と同館に通い、湖魚研究を進めてきた。2022年7月には絵本「はじめてのびわこの魚」を出版。各地で湖魚を紹介する活動を続けている。
同館では2月10日、ビワコオオナマズを展示する円柱状水槽が割れ、13カ所の水槽で展示を休止。このうち「トンネル水槽」の再開に向けて500万円を目標にCFで寄付を募っている。黒川さんは、魚の世界を教えてくれた同館の力になりたいとグッズ販売を企画した。
つくったのは、エコボトル(3千円)と手ぬぐい(1650円)。琵琶湖のナマズ6種類が向かいあって話す様子を描いた。購入すると千円が同館に寄付される。黒川さんの絵本や関連グッズの売り上げからも寄付する。
黒川さんは「他の追随を許さない淡水魚の多さ」が同館の魅力とし、「CFをきっかけに博物館を訪れ、琵琶湖の素晴らしさを未来の子どもたちにつなげてほしい」と話す。
オリジナルグッズは、同館のミュージアムショップと黒川さんの通販サイト「ruinosakana」で12月10日から発売している。
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