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京都精華大学生が殺害された事件で特別報奨金を更新 2024年1月で17年、京都府警「情報寄せて」

京都新聞 / 2023年12月22日 10時30分

京都精華大生が殺害された事件の解決に向け、情報提供を呼びかける下鴨署員(14日、京都市左京区・国際会館駅)

 京都市左京区岩倉で2007年1月、京都精華大マンガ学部1年の千葉大作さん=当時(20)=が殺害された事件が未解決のまま来月で17年となるのを前に、京都府警捜査本部(下鴨署)などは、解決につながる情報提供者への捜査特別報奨金を更新するなどし、犯人逮捕への手掛かりを求めている。

 事件は07年1月15日午後7時45分ごろ、左京区岩倉幡枝町の路上で、千葉さんが自転車に乗った男に胸や腹など十数カ所を刃物で刺され、殺害された。府警はこれまでに延べ約6万6千人の捜査員を投入した。集まった情報総数は約1400件(11月末時点)で、今年は約60件(同)となっている。

 警察庁は今月14日、事件解明につながる通報者に支払う捜査特別報奨金の受付期間を1年間延長した。上限額は300万円で、更新は16回目。更新に合わせ、捜査本部は同日、現場近くの市営地下鉄国際会館駅(左京区)で、犯人の似顔絵入りのティッシュなどを配って情報提供を呼びかけた。身長170~180センチといった犯人の特徴をまとめた動画をモニターに映し出し、千葉さんがマンガ家を目指して努力していた姿を紹介する冊子も配布した。

 下鴨署の林智規刑事課長は「犯人をなんとしても捕まえるため、何か知っていることがあれば、情報を寄せてほしい」と訴える。情報提供は捜査本部フリーダイヤル(0120)230663。

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