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舞い落ちる札、つかんで幸福な1年に 京都・亀岡の寺で伝統の「福給会」

京都新聞 / 2024年1月5日 7時0分

やぐらからまかれた福札に手を伸ばす参拝者(京都府亀岡市曽我部町・穴太寺)

 京都府亀岡市曽我部町の穴太寺で1月3日、300年以上続く伝統行事「福給会(ふくたばえ)」が営まれた。ひらひらと舞い落ちる福札をつかもうと、参拝者が懸命に手を伸ばした。

 本堂前に高さ約5メートルのやぐらが組まれ、穴穂行仁(ぎょうにん)住職(52)らが3千枚の福札をうちわであおぎながらまいた。お札を手にした老若男女は、笑顔で喜び合った。

 とりわけ大きな福を得て、長者になれるとされる赤札をつかんだ会社員の男性(44)=亀岡市=は「子どもの頃に来て以来だったけど、赤札を取れてうれしい。飛躍の年にしたい」と笑った。

 穴穂住職は「辰(たつ)年を迎えて、皆さまには竜のように天に昇っていくような1年にしていただきたい」とあいさつした。

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