「演劇と移住」文化通じた地域おこしテーマにシンポ開催 京都・南丹
京都新聞 / 2024年1月31日 8時30分
「演劇と移住」がテーマのシンポジウムと舞台の上演が28日、京都府南丹市八木町のアイスタやぎで開かれた。芸術家たちの移住で工業地帯がアートの街になった大阪市住之江区北加賀屋の演出家を招き、文化を核にした地域おこしを議論した後、若手劇団の舞台を市民ら約40人が楽しんだ。
南丹市の地域活性化団体「美山町プロレス」が企画。シンポジウムは北加賀屋に劇場を開いた演出家佐藤香聲さん(63)と、八木町で音楽の催しを続ける「京都南丹Yagi―JAM」代表の國府美紀さん(52)が登壇した。
佐藤さんは劇場やギャラリーでにぎわう街を目指し始めた15年前、旧来の住民と協力したいとの思いを伝えようと「町内会の夏祭りや餅つきなど何でも参加し、1年かけて歓迎されるようになった。生活圏に入ることが必要」と振り返った。
國府さんは商店街に来るきっかけを作ろうと、店に芸術作品を飾る催しを計画中で「頼んだことに協力的な住民は多いが、一緒にアイデアを出す仲間を探している」と訴えた。
佐藤さんが主宰する「劇ファクトリーaon座」は、ミステリー小説「そして誰もいなくなった」を基にした芝居を披露。歌とダンスを交えた躍動的な演技で会場を熱気に包んだ。
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