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伝統の和紙でプリント写真「近江雁皮紙」自然な風合いを表現

京都新聞 / 2024年2月1日 12時47分

近江雁皮紙を印画紙に使って、長崎の離島を写した写真を展示している岡本さん(守山市梅田町・市駅前総合案内所)

 滋賀に伝わる伝統和紙「近江雁皮紙(がんぴし)」を使った写真展が、滋賀県守山市梅田町の市駅前総合案内所で開かれている。長崎の離島の風景が、雁皮紙ならではの自然な風合いで表現されている。

 写真を撮影したのは、フォトエッセイストの岡本光夫さん(73)=同市伊勢町。10年ほど前から雁皮紙を印画紙とした作品を発表しており、今回は、以前から関心があった壱岐、対馬、五島列島を昨秋訪れた際に撮影した24点を出展している。

 海を背景にたたずむ地蔵たちや、連続テレビ小説「舞いあがれ!」の舞台にもなった大瀬崎灯台、れんがが美しい堂崎天主堂などが、静かなたたずまいで写し出されている。

 岡本さんは、「島には独自の文化があり興味深い。雁皮紙によって風景の鮮明さや奥行きがより際立っている」としている。2月4日まで。無料。

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