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「世界で販売できる茶を作りたい」宇治茶にかける若くて大きな夢 生産講座の修了生が抱負

京都新聞 / 2024年2月3日 9時0分

卒舎式で修了証書を受け取る3期生の伊藤さん(宇治市白川・京都府茶業研究所)

 宇治茶生産の新規就農者を育成する講座「宇治茶実践型学舎」の3期生の卒舎式が、京都府宇治市白川の京都府茶業研究所であった。南山城村で就農する伊藤裕貴さん(34)=木津川市=が修了証書を受け取り、関係者が新たな担い手の誕生を祝った。

 同学舎は高齢化で減少が続く茶農家の確保を目指し、同研究所が2019年に立ち上げた。原則2年間で同研究所や農家から茶園管理や製茶加工、経営の知識や技術を学ぶ。1、2期生は各1人が修了した。

 伊藤さんは木津川市出身で、会社員を経て22年1月に入舎した。趣味の家庭菜園や祖父母が農家だったことをきっかけに農業への興味を抱いたという。近く南山城村に移住し、田山地区の1.5ヘクタールで茶生産を始める。

 卒舎式で神田真帆所長は「南山城を代表する茶農家になってほしい」とエールを送った。伊藤さんは「無農薬や有機栽培に挑戦し、世界で販売できる茶を作りたい」と意気込みを語った。

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