滋賀県内の特殊詐欺被害が過去最悪を更新 最も被害の多い手口は
京都新聞 / 2024年1月27日 6時0分
昨年中に滋賀県内で確認された特殊詐欺の被害は、発生件数、被害金額とも前年を大きく上回り、過去最悪を更新したことが26日分かった。件数は266件(前年132件)、金額は約6億2400万円(同約3億2400万円)を記録して、いずれも前年比でほぼ倍増しており、被害の深刻さが改めて浮き彫りになった。
滋賀県警は昨年、1年間の特殊詐欺被害を80件に抑える目標を設定していたが、実際は目標の3倍以上の被害が発生した。
滋賀県警生活安全企画課によると、被害の中で特に多いのは「架空請求詐欺」の142件で、被害金額は2億800万円余り。パソコン画面などに表示された偽の警告メッセージの指示に従って相談窓口に電話すると、料金を請求される「サポート詐欺」の被害が半数を占める。
投資に関するSNS広告をクリックした人が「勉強会」などを称するグループに招待され、投資名目で現金を詐取される「金融商品詐欺」は、前年の1件から31件に急増した。被害金額も前年は400万円ほどだったのが、昨年は2億8500万円に上った。
滋賀県警は「暗号資産や金融商品の取引は公的機関への登録が必要。必ずもうかる、絶対に失敗しない、他人にもうけ話を教える、といったことはあり得ないので詐欺を疑ってほしい」と呼びかけている。
一方、金融機関の職員やコンビニ店員が声を掛けたり、家族や知人が詐欺を疑ったりして被害を阻止した件数を基に算出した「阻止率」は、68%(目標値70%)に上ったという。阻止率をさらに高めるため、県警は行政や金融機関、コンビニなど関係機関との連携を強化している。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
“新紙幣” に便乗した特殊詐欺に注意 「使えない・交換」はウソ 《新潟》
TeNYテレビ新潟 / 2024年7月4日 19時19分
-
株式会社ストアフロント、佐賀県へ特殊詐欺被害防止啓発チラシ2万枚を寄贈
PR TIMES / 2024年7月2日 10時0分
-
埼玉県で増えるSNS型投資詐欺被害 県警、携帯ショップで警戒を呼びかけ
産経ニュース / 2024年6月28日 18時22分
-
SNS型投資・ロマンス詐欺の被害が後を絶たず 警察が注意を呼びかけ
チバテレ+プラス / 2024年6月18日 14時26分
-
SNS型投資・ロマンス詐欺の被害急増 今年1月ー4月の被害総額23億円超 県警「SNS上の投資話には注意を」
RKB毎日放送 / 2024年6月15日 12時40分
ランキング
-
1石丸伸二氏「国政も選択肢」=広島1区に言及―都知事選
時事通信 / 2024年7月7日 21時56分
-
2【都知事選】「石丸2位」の衝撃!Xトレンド入り「マジか」「ネットが力を」「かなりの力」驚き
日刊スポーツ / 2024年7月7日 20時31分
-
3都知事選で3選確実の小池百合子氏「東京大改革をバージョンアップさせる」…支援者ら前にあいさつ
読売新聞 / 2024年7月7日 20時30分
-
4円安・物価高の一因「異次元緩和」の後処理策「資産課税くらいやらないと」 石川和男が指摘
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年7月7日 9時0分
-
5小池氏が都知事3選=石丸、蓮舫氏ら破る―保育無償「制度設計を推進」
時事通信 / 2024年7月7日 23時47分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください