復活した京の伝統野菜「佐波賀だいこん」 煮物や大根おろし向き、出荷スタート
京都新聞 / 2024年2月9日 11時35分
京都府舞鶴市発祥の京の伝統野菜「佐波賀だいこん」の出荷が始まった。同市内の畑では、生産者が大きく育った大根を一本一本丁寧に引き抜き、箱詰めする作業を進めている。
佐波賀だいこんは水分が少なく繊維が詰まっていて、煮物や大根おろしに向く。一般的な大根の約2倍の枚数がある肉厚な葉も特徴とされる。
舞鶴市内では1950年代末まで広く生産されていたが、次第に青首大根に押されて生産が途絶えた。2010年から地元農家などが復活させ、現在では5人の農家が計27.5アールで生産。今年は3月末までに約2800本の出荷を予定しているという。
同市佐波賀にある佐藤正之さん(60)の畑では1月18日、佐藤さんらがタンポポのように地表に広がった葉を持ち、太く白い大根を次々と抜いて収穫。水で洗浄した後、箱詰めしていった。
佐藤さんは「今シーズンは暖冬で実の詰まりに少し影響したが、昔ながらのおいしい大根。ぜひ食べてほしい」と話した。
舞鶴市内にあるJA京都にのくにの直売所「彩菜館」2店舗に並ぶほか、京都市内の大手スーパーイオン5店舗でも販売される。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
大きさ8倍のズッキーニ…夏野菜が“豊作”“巨大化” 農家は驚き…家計はお得も
日テレNEWS NNN / 2024年7月2日 21時9分
-
美味しいスイカできたかな 富里スイカオーナーが収穫体験 千葉県
チバテレ+プラス / 2024年6月29日 18時0分
-
甘く粘り強い「京おくら」使ったメニュー、大学生が考案
産経ニュース / 2024年6月26日 11時14分
-
友人が趣味で畑をしています。「スーパーで買うより全然安い」と言っているのですがそんなことないですよね? 肥料や種など結構お金がかかっていると思うのですが……
ファイナンシャルフィールド / 2024年6月21日 10時10分
-
テレビに大写しになった瞬間、みうらじゅんの目を釘付けにした “ミョ~にセクシー”なある野菜
CREA WEB / 2024年6月19日 18時0分
ランキング
-
1大手回転寿司チェーンが抱える“ジレンマ”。「ひと皿100円均一」からの脱却も、“強みを失う”結果に
日刊SPA! / 2024年7月7日 8時53分
-
2関東以西の26都県に熱中症警戒アラート 今日7日(日)対象
ウェザーニュース / 2024年7月7日 5時50分
-
3日本が「4年連続1位→38位」に転落した国際的指標 韓国は20位、アジアで日本より下位は3カ国のみ
東洋経済オンライン / 2024年7月7日 11時0分
-
4都知事選、投票締め切り=過去最多56人が立候補
時事通信 / 2024年7月7日 20時49分
-
5防衛省、パワハラで「背広組」複数幹部を懲戒処分へ…部下に対し威圧的な言動か
読売新聞 / 2024年7月7日 5時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)