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ウクライナの国花ヒマワリ、栽培の輪を広げて 平和願い京都・南丹の小学生が種を届ける

京都新聞 / 2024年2月28日 7時0分

ヒマワリの種を國府常芳教育長(右)に届けた園部小の児童ら=南丹市役所

 京都府南丹市園部町の園部小の児童らが、平和の祈りを込めてヒマワリを育て続ける園部中から種を譲られ、咲かせた大輪から多くの種を取った。さらに栽培の輪を広げようと、袋詰めして市役所本庁舎など3カ所に置き「みんなで育ててほしい」と呼びかけている。

 同中はロシアの侵攻を受けるウクライナの国花ヒマワリを育て、不戦を願っている。種は地域に配ったり、修学旅行で訪れた被爆地・長崎市の平和公園にまいたりしてきた。

 同小も思いを同じくし、受け取った種を校内の畑に植えた。児童が水をやると大きな花が付き、昨年10月に915粒の種が採れた。

 多くの人に取り組んでもらおうと今月15日、10粒ずつ袋詰めして市役所と園部郵便局、エーコープ園部店に届けた。各施設内に置かれ、先着順に無料で持ち帰れる。

 袋には、昆虫など思い思いの絵を色鉛筆で描いた。2年の男子児童(8)は「きれいな花を咲かせて喜んでほしい」と話した。

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