食文化楽しむ観光、奈良に学ぶ 伝統野菜や清酒、漢方に注目
京都新聞 / 2024年2月29日 11時50分
食文化を楽しむことを目的にした旅行「ガストロノミーツーリズム」を学ぶ「舞鶴観光おもてなし講座」が、京都府舞鶴市浜の舞鶴YMCA国際福祉専門学校であった。奈良市で伝統野菜を使ったツーリズムに取り組む舞鶴市出身の三浦雅之さん(53)が古里での実践をアドバイスした。
三浦さんは奈良県の在来野菜などを調査・保存、奈良市の営農組織で生産、料理店で提供する「プロジェクト粟(あわ)」の代表を務める。
講演で三浦さんはネギ「結崎ネブカ」やアワ「ムコダマシ」など栽培が途絶えたと思われていた在来種を発見し、特産品や和菓子につなげた事例を紹介。「舞鶴でも伝統野菜が新たに見つかり、種火のように広がったらうれしい」と期待した。
さらに清酒や漢方など奈良県発祥・初伝来に着目し、歴史文化を掘り起こした上で展開したガストロノミーツーリズムを紹介。「食に歴史文化や伝統工芸を組み合わせて体感してもらうのが大切」と指摘し、「魚がおいしい舞鶴でもできる。舞鶴の地域資源を調査整理して共有していってほしい」と助言した。
講座は市と同校が企画し、約50人が参加した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
JTB、訪日外国人観光客向けガストロノミーツーリズムの強化を目的に、byFood.comを通じた食体験コンテンツの発売を開始
PR TIMES / 2024年7月1日 18時15分
-
【JTB×byFood.com】訪日外国人観光客向けガストロノミーツーリズムの強化を目的とした食体験コンテンツの発売・配信を開始
PR TIMES / 2024年7月1日 17時45分
-
奈良県明日香村で特別な夏休みを!子ども向けイベント「あすかのサマバケ」を7/20~9/1に開催決定
@Press / 2024年7月1日 16時0分
-
歴史的建造物が魅力的だと思う都道府県ランキング! 2位「奈良県」、1位は?
オールアバウト / 2024年6月14日 21時5分
-
産官学が連携して回復ガストロノミーツーリズムに関する地域共創実証実験を行います~ウェルネス・サイクルツーリズムによる地域収益拡大モデルの検証~
PR TIMES / 2024年6月12日 16時15分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください