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女子高生デザインの「万願寺」手ぬぐいに注目 地元発祥の京野菜をかわいらしく「地元らしさ表現」

京都新聞 / 2024年3月9日 8時0分

アマービレ舞鶴で販売されている万願寺とうがらしをあしらった手ぬぐいを見せる稲田さん(京都府舞鶴市・日星高)

 日星高校(京都府舞鶴市)の生徒がデザインした手ぬぐいが、同市のホテル「アマービレ舞鶴」で土産物として販売されている。舞鶴発祥の万願寺とうがらしがモチーフで、若い感性の光る手ぬぐいに仕上がっている。

 アマービレでは2023年4月、酵素風呂が楽しめる温浴施設がオープン。ホテル運営会社の社員が系列ホテルのマルシェに出展展示した同高校イラスト美術部の作品を気に入ったことから、温浴施設で使うとともに土産物としても販売する手ぬぐいのデザインを依頼した。

 完成した手ぬぐい(縦34センチ、横90センチ)は3年の稲田悉(みな)さん(18)がデザイン。万願寺とうがらしに顔を描いたキャラクターがちりばめられ、水玉模様も配されている。魚やかまぼこの図案もあったが「舞鶴らしさが分かりやすく表現されている」という万願寺の図案が採用された。

 2月から売り出されており、稲田さんは「実物はかわいく仕上がった。販売されてうれしい」と話す。価格は660円。

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