「緑のカーテン」で温暖化防止、住民が「苗」配布10年 廃油から作ったせっけんも
京都新聞 / 2024年4月29日 7時0分
京都府亀岡市東竪町の住民有志が、日光を遮って暑さを和らげる「緑のカーテン」になるつる性植物を無料で配る取り組みが、今年で10年目を迎える。「微々たるものだが、子や孫のために地球温暖化を食い止めたい」と手弁当で活動を続け、29日から配布を始める。
「東竪町文化環境サークル」は、ゴーヤーやヘチマ、ミニトマト、チョロギ、アサガオなどの苗計2千本を、毎年4~5月に希望者に渡している。廃油から作ったせっけんも用意している。
京都府の地球温暖化防止活動推進員だった達富弘之さん(80)が緑のカーテンの効果を知り、「みんなに広めよう」と住民に声を掛けて4人で活動をスタート。苗は、メンバーの1人が南丹市日吉町胡麻に所有する畑で栽培している。品種は育てやすく、実が収穫できる野菜を中心に選んでいる。
中心メンバー4人のほか、配布日には近隣住民がボランティアで手伝う。新型コロナウイルス禍の間も休まず続け、毎年欠かさず訪れる人もいるという。
今年は4月29日と5月6、13日の午前9時~正午に、同町8番地の太田さん宅前で配る。達富さんは「関心を持つことが一番大事。今後も続けていきたい」と話す。
問い合わせは達富さん0771(24)5601。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
植物いっぱいの公園になりますように 京都府南丹市、園児とお年寄りが一緒に苗植え
京都新聞 / 2024年6月29日 8時0分
-
「八尾の町を花いっぱいに」 児童が育てたマリーゴールド、地域に配布
産経ニュース / 2024年6月28日 19時28分
-
7月1日より宇都宮市・みどり市・野洲市・久御山町がエコ・アクション・ポイントに参加
共同通信PRワイヤー / 2024年6月26日 10時0分
-
中部電力パワーグリッド×おかざき楽の湯 緑のカーテンで省エネと地域貢献を実現
PR TIMES / 2024年6月21日 17時15分
-
ぬかるむ泥の感触楽しみ田植え 京都・丹波支援学校生、苗一つ一つ丁寧に
京都新聞 / 2024年6月9日 9時0分
ランキング
-
1NYで人脈構築の小室圭さん、対照的な生活の眞子さんは「ほとんど外出せず」紀子さまが抱える“複数”の不安
週刊女性PRIME / 2024年7月4日 7時0分
-
2実刑判決で「頭が真っ白に」 法廷に両親の涙 静岡バス置き去り死
毎日新聞 / 2024年7月4日 20時58分
-
3「紅麹」サプリ問題、調査中の死亡事例81人に…先月末から5人増
読売新聞 / 2024年7月4日 20時59分
-
4介護従事者が利用者の『財産搾取』 80代の姉妹は生命保険を解約、自宅を売却...金銭的支配の実態をスクープ「(養子縁組を)させられたんや」
MBSニュース / 2024年7月3日 11時28分
-
5【園児バス置き去り】元園長らに判決言い渡し…裁判長が涙にじませ付言「子どもの命守る大切さ忘れていた」(静岡)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年7月4日 17時18分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください