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梅雨はすぐそこカエルの産卵 300超産んでも生き抜くのはわずか「自然の奇跡感じて」

京都新聞 / 2024年5月20日 17時37分

木の枝にぶら下がるモリアオガエルの卵塊(福知山市正明寺・大興寺)

 福知山市正明寺の大興寺で、モリアオガエルの産卵が始まった。境内の池の周辺で、こぶし大の白い卵塊が木の枝にぶら下がっている。

 住職(63)が13日朝、直径10センチほどのメレンゲ状の卵塊を一つ見つけた。

 モリアオガエルは森林に生息する日本固有種。5~6月にかけ、池の上を覆う木の枝などに卵塊を作り、その中に300~500個の卵を産む。約1週間でふ化したオタマジャクシは水面に落ち、約40日でカエルに成長するという。

 産卵は梅雨時期、より活発になり、卵塊は6月下旬ごろまで見られるという。住職は「自然界を生き抜いて産卵にたどり着けるカエルはごく一部。自然の奇跡を感じてもらいたい」と話している。

 拝観時間は午前8時~午後5時。無料。

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