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大津市の殺人事件被害者、妻子別居で一人暮らし 自宅は無施錠でワイシャツ姿

京都新聞 / 2024年5月27日 22時5分

滋賀県警大津北署

 26日に滋賀県大津市仰木の里東6丁目の民家で死亡しているのが見つかった住人のレストラン経営新庄博志さん(60)について、滋賀県警は27日、司法解剖の結果、死因は刃物のようなもので刺されたことによる出血性ショックだったと明らかにした。上半身の傷は10カ所以上に及ぶことも判明。県警は殺人事件と断定し、同日、大津北署に捜査本部を設置した。

 捜査本部によると、死亡したのは24日夜ごろとみられる。上半身には鋭利な刃物のようなものによる複数の傷が確認されたほか、抵抗した際の防御創とみられる傷もあった。凶器は見つかっていないという。

 26日午後4時ごろ、1階の居間でうつぶせの状態で血を流して倒れている新庄さんを、親族の女性が見つけ、119番した。新庄さんはその場で死亡が確認された。屋内に荒らされた形跡はなく、玄関は無施錠だった。発見時はワイシャツに長ズボン、素足にスリッパを着用していた。

 捜査本部の説明では、現時点でトラブルの有無などは把握していない。通報した親族は新庄さんとしばらく連絡が取れなかったため自宅を訪ねたという。捜査本部は今後、関係者から事情を聴くとともに、周辺の防犯カメラや交友関係などを調べる方針。

 県警は当初、新庄さんは妻と2人暮らしと説明していたが、その後、妻子がいるがいずれも別居しており、事件当時は1人暮らしだったと訂正した。

 現場はJR湖西線おごと温泉駅から北約1.5キロの住宅街。

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