京都サンガ、ホーム連敗7で止める C大阪に1-1 松田天馬が今季初得点

サンガ―C大阪　後半10分、同点ゴールを決め両手を広げて喜ぶサンガの松田天（サンガスタジアム京セラ）＝撮影・薄田和彦

　J1京都サンガFCは1日、サンガスタジアム京セラで第17節のC大阪戦に臨み、1-1で引き分けた。今季ホーム初勝利はならなかったが、開幕からのホームの連敗を7で止めた。勝ち点を11とし、順位は最下位の20位から暫定19位タイとして2日に試合がある札幌と並んだ。

　前節名古屋戦で連敗を5で止めたサンガは、今節も同じ先発メンバーで臨んだ。序盤から勢いを持って果敢に敵陣に攻め込み、開始1分に豊川がシュート。川崎や平戸も果敢にシュートを放った。だが同33分、中央に縦パスを通されると、背後に抜け出されて先制を許した。同追加タイムには、佐藤の左クロスから豊川が左足を合わせたが、GKのセーブに阻まれた。

　後半10分、福田が相手DFの背後にスルーパスを送り、抜け出した原がシュート。一度はGKに防がれたが、こぼれ球を川崎が横パスし、松田天が押し込んで今季初得点を決めた。

　さらに同27分に一美、32分に福岡と平賀を投入して勢いを取り戻すと、41分は平賀の左クロスを一美がGKと競り合いながらネットを揺らしたが、ファウルの判定でゴールは認められなかった。8分の追加タイムは相手にボールを保持されたが、先発の宮本、佐藤らが食らいつき、追加点を許さなかった。