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請求書類放置し事務手続き放棄や市長印の無断使用など 滋賀県守山市職員3人を懲戒処分

京都新聞 / 2024年6月11日 19時12分

守山市役所

 滋賀県守山市は11日、必要な事務手続きを怠ったなどとして、職員3人を懲戒処分にしたと発表した。

 処分を受けたのは、危機管理課主査の50代男性職員(停職1カ月)、同課主事だった20代男性職員(停職1カ月)、農業委員会事務局参事だった50代男性職員(減給10分の1、1カ月)。

 危機管理課主査の職員は、事業者からの請求書類を放置して支払いが遅れるなど、7件で不適切な事務処理を行った。2015年度にも別の部署で同様の不適切な事務処理を行い、減給処分を受けていた。

 同課主事の男性職員は、事業者や自治会から提出された契約書類や請求書類、補助金の交付申請書類を放置して支払い事務を怠るなど、18件で不適切な処理を行った。さらに、上司のアカウントを不正利用してシステムに侵入し、不正に決裁処理を行い、市長印を無断で使って補助金交付決定通知書を交付していた。

 農業委員会事務局参事の職員は、管理職の立場にもかかわらず、市内の農地や耕作者などを管理するシステムの保守業務を行うかどうか組織決定せずに放置したほか、公文書公開事務でも公開請求者から督促があるまで放置するなどした。

 今回の処分に伴い、管理監督が不十分だったとして、いずれも危機管理課の課長、参事(当時)、係長と、農業委員会事務局長(当時)に対し、文書または口頭で訓戒を行った。

 森中高史市長は「今回の事態を重く受け止め、再発防止に取り組む」としている。

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