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「知らない人と友達に」スポーツ少年団児童たちが競技越えて交流 ボール遊びで友情育む

京都新聞 / 2024年6月12日 7時0分

児童たちは競技の垣根を越えてボールをつないだ(南丹市園部町・京都るり渓温泉)

 京都府南丹市のスポーツ少年団の交流会がこのほど、同市園部町の京都るり渓温泉であった。普段交流がない他競技の児童たちがボールを使ったゲームを楽しみ、種目の垣根を越えた友情を育んだ。

 同少年団が毎年行っており、野球、サッカーなど市内の8団体から約150人が参加した。

 14のグループに分かれた児童は自己紹介の後、チームでボールをバトン代わりに渡して競ったり、手をつないで作った輪にフラフープを1周させたり、さまざまなゲームを楽しみ、新たな仲間に声援を送り合った。

 野球チームに属する6年の男児(11)は「知らない人と友達になれて、いい経験になった。力を合わせてボールをリレーするゲームが楽しかった」と笑顔を見せた。

 交流会は5回目で、指導者や保護者も含めて年々参加者が増えているという。同少年団の本部長は「子どもだけでなく、大人も横のつながりを持って、誰もが楽しめる場になったと思う」と目を細めた。

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