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京都サンガ、2年ぶり天皇杯初戦突破 J3大宮に2-0で快勝 公式戦8試合ぶり白星

京都新聞 / 2024年6月12日 21時14分

サンガ-大宮 前半24分、先制ゴールを決め祝福されるサンガの谷内田(25)=たけびしスタジアム京都

 J1京都サンガFCは12日、たけびしスタジアム京都で天皇杯全日本選手権2回戦に臨み、2-0でJ3大宮に快勝して2年ぶりの初戦突破を飾った。公式戦では4月のJ1神戸戦以来8試合ぶりの白星。無失点勝利も8試合ぶりとなった。7月10日の3回戦でJ2清水と対戦する。

 サンガは1日のホームC大阪戦から先発を全員入れ替え、4-3-3の布陣でスタート。宮吉はインサイドハーフで出場した。大宮は元サンガの中野(京都橘高-関学大出)が先発した。

 サンガは前半23分、左サイドを突破した一美が、ゴール前に走り込んだ宮吉へスルーパス。宮吉のシュートはバーをたたいたが、こぼれ球を谷内田がペナルティーエリア外から右足のシュートで先制した。その後も右FWのトゥーリオのドリブルシュート、右DF鈴木冬のシュートが枠を捉えたが、相手GKに阻まれた。大宮のカウンター攻撃には最終ラインが冷静に対応し、決定機を作らせなかった。

 後半もサンガペースが続き、同8分はトゥーリオの右クロスを遠いサイドで山崎が押し込んで追加。直後に山崎に代わって松田天が出場。さらに平戸、宮本が入り、積極的にゴールを狙い続けた。同45分には麻田や豊川も投入。直後に麻田が負傷し、交代枠を使い切ったため10人で戦うこととなったが、GK太田を中心に相手の連続CKをしのぎきった。

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