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「2人だから水難救助できた」1人が支え、もう1人が流される女性つかむ 京都の宇治川

京都新聞 / 2024年6月13日 11時15分

水難救助で感謝状を贈られた大谷さん(右)と高橋さん(京都府宇治市宇治・京都府警宇治署)

 宇治川で流されていた女性(45)を救助したとして、京都府警宇治署は、京都市伏見区の大谷猛さん(72)と京都市左京区の高橋智哉さん(47)に感謝状を贈った。

 宇治署によると、5月24日午前8時20分ごろ、京都府宇治市宇治の朝霧橋付近を歩いていた女性が誤って川に転落した。

 当初は「子どもが流された」との声があり、近くにいた2人は300メートル以上を夢中で追いかけた。大谷さんは過去に水難にあった長男を助けた記憶を思い出し、高橋さんはまだ幼い長女の顔が浮かんだという。

 女性が岸に近づいたタイミングで大谷さんは川に入った。片手を高橋さんに支えてもらい、女性が伸ばした手をなんとかつかんだ。一瞬の出来事だったという。大谷さんは「水の流れがキツく、一人では自分も危なかった。コンビネーションがよかった」と振り返る。

 高橋さんは「粘り強く追いかけ、助けることができた。大谷さんがいてくれて、幸運あっての結果だったと思うが、同じようなことがあればまた頑張りたい」と語った。

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