京都府、23～24日は警報級大雨の恐れ 雨のピークは2回ある予想

雨を気にしながら足早に歩く人たち（2024年6月21日午前8時29分、京都市・四条大橋）

　京都地方気象台は21日夕、大雨に関する気象情報を発表し、京都府は23～24日にかけて大雨になるとして、土砂災害や浸水害への警戒を呼びかけた。雨のピークは2回あるとみられ、低気圧の進路などによっては、警報級の大雨の恐れがあるという。

　気象台によると、梅雨前線上の低気圧が日本海を東進し、暖かく湿った空気が流れ込んで大雨となる。22日夜から23日にかけては、前線上の低気圧の通過に伴い、京都府北部を中心に雨が強まる。23日後半から24日にかけては、前線が南下して京都府南部でより雨が強まる予想という。

　23日午後6時までに予想される24時間雨量は、京都府全域で150ミリ。さらに大雨は続き、24日午後6時までの24時間雨量は京都府全域で100ミリを予想している。