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「大型店と違う良さは?」小学生が商店主に白熱インタビュー 成果は「タウン誌」に

京都新聞 / 2024年6月24日 7時0分

商店街の店主にインタビューする児童ら(長岡京市長岡2丁目・長岡第六小)

 地元商店街と連携してさまざまな角度から地域について学ぶ交流授業が、長岡第六小(京都府長岡京市長岡2丁目)であった。5年生が商店街の店主らにインタビューし、商店同士が協力する意義や歴史、大型店と違う良さなどについて聞き取り、地域の魅力を考えた。

 国語の授業の一環。長岡中央商店街振興組合とセブン商店会でスーパーや音楽教室、パン屋、焼き菓子店、自転車店などを営む13人が協力した。児童約50人がインタビューを元に、地域の魅力を紹介する「タウン誌」を作成する。

 はじめに商店主らが商店街の創立や加盟店の推移などの歴史や、自身の店舗の特徴などについて説明した。続いて子どもたちは店主と一対一で向き合い、「大型店とは違う、小さなお店の良いところは」「これまで大変だったことは」といった質問をした。店主側は「一人一人のお客さまとコミュニケーションを取りやすい」などと笑顔で応じ、「また遊びに来て」と語りかけた。

 参加した児童(10)は「商店街は、温かい雰囲気でいいなと思った」と話し、別の児童(10)は「違う人同士で認め合い、協力するのが大事と分かった。自分も長岡京を一緒に支える一人になりたい」と力を込めた。

 同小では国語以外にも総合的な学習の時間も活用し、商店街と連携した授業を計画している。

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