「露天風呂からオーロラを見る夢かなった」南極観測隊に参加した男性が語った思い出とは
京都新聞 / 2024年6月25日 7時30分
南極観測隊に参加したミサワホーム社員2人がこのほど、滋賀県東近江市の西堀栄三郎記念探検の殿堂で活動を報告した。越冬隊員だった熊倉聡泰さん(54)は同館で今夏ある子ども向けイベント「南極クラス」の講師を担当。「南極の自然や貴重な体験を伝えたい」と誓う。
住宅メーカーの同社は昭和基地建物の新設やメンテナンスなどを行い、社員を南極へ派遣している。第1次南極観測隊の越冬隊長・西堀が同社総合研究所理事を務めたこともあり、開館30周年となる探検の殿堂で初の帰国報告会が企画された。
熊倉さんは第64次南極地域観測隊の越冬隊員(2022年11月~今年3月)として参加。基地で担当した設営業務などを説明し、ブリザード(雪嵐)後の除雪や極寒作業に触れ「地吹雪でマイナス38度まで気温が下がった時は最もつらかった」と振り返り、「露天風呂からオーロラを見る夢がかなった」など思い出を語った。
第65次南極地域観測隊の夏隊員(昨年10月~今年2月)に参加した堀川秀昭さん(51)は基地から約千キロ離れた「ドームふじ」(標高3810メートル)で活動。空気の薄い中、氷の柱「氷床コア」を採るための掘削場建設工事などを報告した。
南極クラスは同社が全国の子どもに南極や観測隊の活動を紹介する教育プログラム。探検の殿堂では7月20日と8月17日に開く。詳細は同館0749(45)0011。
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