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「京都市と大津市つなぐ」女性3人が越境コミュニティー ものづくりや自然の魅力体感できる交流会

京都新聞 / 2024年6月25日 19時0分

隣り合う市をまたいでコミュニティーやつながりを広げようと、イベント「京to大津」を企画する3人(大津市)

 大津市と京都市の各地域でコミュニティーづくりに取り組む女性3人が、市境を越えて交流するイベント「京to大津」を企画している。隣同士で行き来しやすい街にもかかわらず、心理的な距離を感じる人もいる中、「人や文化が交流する“越境コミュニティー”を広げていきたい」と意気込む。

 大津市の赤阪純子さん(44)と、ともに京都市の杉原惠さん(39)、安尾香奈さん(38)の取り組み。それぞれが育児や地域づくりなどのコミュニティーを運営する中、地域を越えて活動する機会が少ないと感じ、大津と京都をつなぐ役割を担おうと考えた。

 昨年に活動を始め、両市の人が参加するものづくりや交流、ツアーイベントを各地で企画してきた。場所は京都市下京区や山科区を経て、最終回は29日に大津市で自然の魅力を体感できる交流会を開催する。今後も両市の人が出店する催しを大阪府で開くなど、活動の幅を広げていく。

 約10年前に結婚を機に京都市から転居してきたという赤阪さんは、両市の人々が今まで以上につながりを深め、互いの魅力を知ってほしいとの思いがある。京都市の2人は「遠い」という印象もあって訪れる機会が少なかったが、企画を通じて琵琶湖が持つ癒やしの力や自然の雄大さに魅了されたという。杉原さんは「各地域のコミュニティー同士がつながることで新しい発想も生まれる。自分も何かやってみようかなという人を増やしていきたい」と話す。

 29日の催しは大津市唐橋町のカラハシデッキで開催。詳細はインスタグラム「minami_livinglab_kyoto」に掲載している。

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