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稲が祇園祭の神輿に飾られるのはなぜ 地元との関わり学ぶ、児童びっくり「知らないことたくさん」

京都新聞 / 2024年6月30日 7時0分

地元で続く御田祭と八坂神社、祇園祭との関係について藤田正則さん(左)から学ぶ児童たち=京都府京丹波町・下山小

 京都府京丹波町で長年続く伝統行事「御田祭」について学ぶ授業が地元の下山小であった。八坂神社(京都市東山区)と下山の縁や、7月の祇園祭との関わりについて児童が理解を深めた。

 今年創立150周年の同校では、地域の魅力を学ぶ学習に3年生が取り組んでいる。19日の授業では、御田祭で使われる「神饌田(しんせんでん)」田長を務める藤田正則さん(64)を講師に迎えた。

 御田祭は、下山の尾長野地区に八坂神社の分社に当たる尾長野八坂神社がある縁で、半世紀ほど前に始まった。神饌田で育てられた稲は、祇園祭の神輿(みこし)に飾られる。年末には八坂神社のしめ縄の材料にもなる。

 藤田さんは「御田祭は時代に合わせてアレンジされ、昔に比べると華やかになった。次代を担う皆さんにつないでいきたい、という思いで取り組んでいる」と語った。

 児童6人が出席し、児童(8)は「御田祭は見たことがあるので知っているつもりだったけれど、まだ知らないことがたくさんあると気付いた」と話した。

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