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「当日は熱気がすごいから」京都の警察官 昨年上回る雑踏予想の祇園祭で備える熱中症の脅威

京都新聞 / 2024年7月2日 6時0分

祇園祭に向けて熱中症の初期対応を学ぶ署員ら(京都市下京区・下京署)

 祇園祭に合わせ、雑踏警備にあたる警察署員らが熱中症の対応を学ぶ特別講義が、京都市下京区の京都府警下京署で開かれた。署員らが医師から熱中症の応急処置を教わり、国内外から多数の見物客が訪れる祭り本番に備えた。

 梅雨明け前後の体が暑さに慣れていない時期に行われる祇園祭では例年、熱中症患者の搬送が相次ぐ。今年は昨年を上回る来場者が見込まれることもあり、洛和会丸太町病院(中京区)と連携し、雑踏警備を担う署員ら向けに初めて熱中症対策の講義を開いた。

 下京署、中京署、府警本部のほか、民間警備会社から約60人が参加。医師から熱中症の特徴や注意点について講義を受けた後、実演を見てペットボトルで首や脇の下を冷やす応急処置やAED(自動体外式除細動器)の使い方を学んだ。

 参加した下京署警務課の楠田大祐警部補は「初期対応の重要性を学べた。当日は熱気がすごく警察官1人で見る数も多いので集中して頑張りたい」と意気込んだ。

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