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京都で人気の「移住立国」ってどこ? 動画発信、空き家も紹介 自治体がワンストップで定住サポート

京都新聞 / 2024年5月25日 5時15分

移住者のインタビューや空き家対策の情報を発信している「移住立国あやべ」のHPのトップページ

 京都府綾部市は、2023年度に市の「あやべ定住サポート総合窓口」を経由した市内への移住者が36世帯82人に上ったと発表した。同窓口を開設した08年度以降、移住者は過去最多で、市は市内全12地区の紹介動画の作成など移住者目線で取り組む情報発信を増加の要因に挙げている。

 23年度に移住した36世帯の前居住地は、京都市内など府内から13世帯、次いで大阪府から8世帯。兵庫、奈良、神奈川、埼玉、千葉の5県から各2世帯、滋賀、東京、愛知、沖縄の1都3県と米国から各1世帯だった。

 定住地区でみると、豊里地区が7世帯、物部と志賀郷の両地区が各6世帯、中上林地区が5世帯などとなっている。また、82人のうち18歳未満は21人だった。

 市定住・地域政策課によると、移住者のボランティア組織「ここらへんのことつたえ隊」などが協力し、移住者インタビューや空き家対策の動画を「移住立国あやべ」のホームページで発信している。このほか京都市内に設けている同窓口のサテライト事務所で、移住希望者へ空き家の情報提供や相談に応じていることが増加につながったとみている。

 山崎善也市長は「移住者目線で説得力ある発信が定住者の増加につながっている。窓口を通しての統計なので実際の移住者はもっと多い」と述べている。

 あやべ定住サポート総合窓口は市役所にあり、空き家の紹介に加え、「半農半X」をはじめ、就農・就職支援をワンストップで展開している。23年度はこれまで最多だった17年度の79人(30世帯)を更新した。

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