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収賄疑いの主事 同僚に発注働きかけたか 京都市の下水道工事汚職事件、家宅捜索

京都新聞 / 2024年7月5日 12時25分

みなみ下水道管路管理センターに家宅捜索に入る捜査員(5日午前9時59分、京都市南区上鳥羽・市上下水道局総合庁舎)

 京都市が発注する下水道復旧工事を巡る汚職事件で、収賄容疑で逮捕された市上下水道局みなみ下水道管路管理センター主事の男(64)が、贈賄側の土木工事会社が工事を請け負えるよう、同僚らに働きかけていたとみられることが5日、捜査関係者への取材で分かった。京都府警は同日、南区の同センターを家宅捜索した。

 市や捜査関係者によると、主事は再任用職員で下水道管路の維持管理などを担当し、工事の発注には携わらない立場だったが、約20年にわたって同センターで勤務していたため職場内で一定の発言力があったとみられる。

 捜査関係者の説明では、主事は下水道復旧工事の発注を巡って、贈賄容疑で逮捕された土木工事会社の役員の男(52)が代表を務める建設会社が下請け受注できるよう、随意契約を担当する職員らに掛け合っていたとみられる。主事と役員は数年来の知り合いだったといい、府警は賄賂の授受などの経緯を詳しく調べている。

 府警捜査2課などは5日午前10時ごろから、南区の同センターに収賄容疑で家宅捜索を始めた。捜査員約20人が段ボールを持って庁舎に入った。

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