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高齢化の山里に保育園児の声 合宿で地元住民と交流 バッタ捕りや昔遊び楽しむ  京都・美山

京都新聞 / 2024年7月5日 16時30分

地元のお年寄りに教わり、輪回しを楽しむ園児(南丹市美山町豊郷)

 少子高齢化が進む京都府南丹市美山町に、京都市内の保育園児約30人が1泊2日の合宿で訪れた。美山町豊郷のNPO法人「京都桑田村」が迎え、バッタ捕りや昔遊びを地元のお年寄りと楽しんだ。普段は静かな山里に元気な声が響いた。

 地域外交流を進める同村は10年前から、京都市北区の「たかつかさ保育園」と年2回の合宿などで交流している。今回は6月27~28日に5歳児クラスが訪問した。

 園児は豊郷公民館そばの空き地で、かごいっぱいにバッタを捕まえた。

 昔遊びでは、同村の役員ら約10人と輪回しに挑んだ。ホイールを外した自転車の車輪を棒で押し、バランスを取り進んだ。お年寄りが「輪に置いていかれないように」と手を取って助言し、園児は歓声を上げ駆け回った。

 かまどで炊いたご飯を食べて研修施設に泊まり、翌日に帰った。

 豊郷は高齢化率が6割にのぼり、子どもはごくわずか。同村の諌本慶春理事(69)は「地域ににぎわいが戻り、高齢者は元気をもらえる」と喜んでいた。

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