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シカ食害にへこたれず キキョウ脇芽生やしてピンチ脱出 ようやく見頃迎えつつ 京都・亀岡市

京都新聞 / 2024年7月8日 7時0分

花を咲かせた薄紫色のキキョウや黄色のルドベキア。新芽を食べられたキキョウはつぼみが多い(亀岡市宮前町・ききょうの里)

 戦国武将・明智光秀の首塚がある谷性寺(京都府亀岡市宮前町)の門前に広がる観光園「ききょうの里」で、キキョウが例年より遅く、見頃を迎えようとしている。今年は多くの新芽がシカの食害に遭ったためだ。代わりに伸びた脇芽のつぼみが膨らみ始めていて、あと1週間ほどで咲き誇りそうだという。

 同園は、光秀が家紋にしたキキョウを中心にアジサイやハンゲショウ、ギボウシなどを住民らが栽培。2004年から期間限定で毎年オープンしている。

 今年は6月下旬の開園前に、園内にシカが侵入して、キキョウなどの若い芽を食べた。食害がひどい一部エリアは公開休止する一方、アジサイやルドベキアは既に見頃で、被害がなかったキキョウも青紫や白、ピンク色の花を開かせている。

 同園は、キキョウの脇芽が咲きそろうのは13~15日前後になるとみている。「1株に脇芽が数本生えているので、花の数は増えて見応えがありそう」と期待した。

 21日まで。午前9時~午後4時。中学生以上600円。

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