「脱炭素」へ欧州から学ぶ市民参加の地域運営とは 龍谷大学の専門家が語る
京都新聞 / 2024年7月10日 12時0分
NPO法人京都地球温暖化防止府民会議(京都市中京区)は、下京区のキャンパスプラザ京都で環境問題を考えるミニセミナーを開いた。府民会議理事で龍谷大政策学部の的場信敬教授(地域ガバナンス論)が「欧州の脱炭素地域づくりと市民参加」と題して講演した。
ミニセミナーは6月29日にあり、的場教授は地域運営の意志決定に市民らが携わる仕組みについて欧州の事例を元に紹介した。
例えば独バーデン・ビュルテンベルク州では、子どもと青年の関心事を市政に反映するため選出された「青年議員」が、深夜の乗り合いタクシー導入や小児がん患者のためのイベント開催などを実現。「青年議員」は市議会で発言権もあり、後日、市議に転じるケースもあったという。
要求だけでなく自らの力で実現する方法を市民が学び実践する事例として、的場教授は評価。脱炭素を目指す前提として「地域社会を変える成功体験が大事で、地域の意志決定にインパクトを与えることができるような仕組みが必要」と、市民参加を広げる重要性を説いた。
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