「最後の学長」地方大学の重要性語る 「地域での雇用や消費者の確保につながる」
京都新聞 / 2024年7月10日 13時0分
京都府福知山市の成美大(現福知山公立大)で最後の学長を務めた内山昭さん(78)の講演会が、福知山市内で開かれた。内山さんは大学の公立化に取り組んだ経験などを基に、地域での課題解決や経済活性化における地方大学の重要性を訴えた。
2014年1月に学長に就任した内山さんは講演で、経営難に陥っていた大学再建を任された当時を振り返った。「大学の将来像について経営陣と市民に乖離(かいり)を感じた」といい、公立化の理解を得ようと各自治会での説明に力を入れたという。
「人口減少に悩む自治体にとって、知識産業である大学の存続は地域での雇用や消費者の確保につながる」と強調した。
今春新設された大学院について、自治体職員や定年退職者を積極的に受け入れることで産官学民の連携を強化するよう訴えた。
講演の最後に「大学のレベルを高めて学生数を増やし、地域の文化センターを目指してほしい」と一層の発展に期待した。
NPO法人「ひゅうまんネット北きんき」が6月23日に催し、市民ら30人が参加した。
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