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逆子を治し出産した長男が重い障害、産婦人科医の告訴状提出 母親「医師が独断で治療進めた」

京都新聞 / 2024年7月10日 20時24分

京都府警東山署

 逆子を治す医療行為を受けて出産した長男(3)が重い障害を負ったとして、京都府内在住の母親(36)が10日、施術した男性産婦人科医を、業務上過失致傷の疑いで京都府警東山署に告訴状を提出した。

 告訴状などによると、母親は2020年12月17日、逆子となっていた胎児の向きを治すため、京都第一赤十字病院(京都市東山区)で男性医師から、腹部の上から胎児を回転させる施術を受けた。その際、胎児の心拍数が低下し、低酸素状態となったにもかかわらず、緊急帝王切開や新生児蘇生の準備などを怠ったとしている。

 長男は施術から2日後の19日に帝王切開で出生したが、四肢まひやてんかんなど重度の障害を負い、日常生活には介護が必要な状況となった。病院側は21年10月に医療事故を認めて謝罪し、現在は示談に向けた協議中。男性医師は別の病院に勤務しているという。

 京都市内で記者会見した母親は「医師が独断で治療を進めたことで事故が起きた。同じような事故が起きないよう刑事罰を受けてほしい」と述べた。

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